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土地探しのアドバイス②

土地を探していると色々な情報が入ってきます。例えばこれ。

「中古住宅を探して解体更地にして家を建てると水道を新たに引込む必要ないのでその分工事代がお得です」

確かに分譲地を購入すると新たに水道を引き込まなければならないので土地代金の他に別途水道引込工事代が30万円~40万円かかります。

その点中古住宅は、木造の場合耐用年数が24年です。築30年くらいの中古物件だと建物の評価がほとんどないので中古住宅と言っても実はほとんどが土地代だけの値段だったりします。希望の立地であればお得感がありますよね。交渉次第で購入の条件として解体更地渡しという可能性もあります。

でも気を付けて頂きたいのは中古住宅は水道管も同じく年数がたっているという事。そして水道管にも耐用年数があります。家を建てて住みはじめたら蛇口からサビが出てきたなんてことになったら困りますよね。

「だったら新たに水道を引込めばいいでしょ。」と思いますよね?

実は水道は1つの敷地内に1つしか引込めない決まりになっています。つまり新たに水道を引込もうとすると古い水道管を撤去する必要があるのです。水道引込工事が30~40万円。そして撤去工事も同じく30~40万円ほどかかります。

この事を知らないで中古住宅を購入してしまうと結局相場より高い買い物になってしまいます。

なかなか希望の土地がでてこない地域であれば中古住宅を探すのも1つの方法です。水道引込と撤去工事代がかかるという事を知っていると価格交渉ができるかもしれません。

土地代金をやみくもに安くしてと言っても応じてもらえない場合がほとんどですが、理由がきちんと説明できればお得に土地(中古住宅)を購入できるかもしれません。

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